2014年05月18日

【神戸新聞/社説】安倍首相は集団的自衛権など防衛力強化一辺倒が過ぎる。中国・北朝鮮などと信頼醸成する外交努力が必要だ

■集団的自衛権/まず磨くべきは外交力だ(神戸新聞)

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南シナ海で中国とベトナムの対立がエスカレートしている。引き金は両国がともに領有権を主張する海域で、中国が一方的に石油掘削の作業を始めたことだった。

 尖閣問題を抱える日本としても人ごととは思えない事態である。

 強引な海洋進出の意図を隠さない中国に加え、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮が東アジアの緊張をさらに高めている。集団的自衛権の行使容認に転じる理由として、安倍晋三首相がくり返してきた「安全保障環境の変化」は確かだろう。

 急速に大国化する中国。その中国との関係づくりに腐心する米国。近隣情勢は予断を許さない。日本はこのままで大丈夫か、と懸念する国民は多いに違いない。政府が対応すべきなのは当然だ。

 まずは、外交力を磨いて中国などとの信頼醸成に努め、長期戦略を練って紛争の芽を生じさせない。一方で、万が一に備える。外交力と防衛力の両輪を動かしてこそ、変わる安保環境の下での平和と安全の維持に通じるはずだ。

 首相は集団的自衛権の行使容認による日米同盟強化に意欲を見せる。それが抑止力を高めると説明する。だが、もう一つの輪である外交努力に、どこまで目を向けているのか。

 就任以来、多くの国に足を運ぶ首相だが、足元の外交関係は冷え切っている。「対話のドアは常にオープン」と言うものの、日中首脳会談は実現しない。むしろ、靖国神社参拝で糸口を自ら遠ざけてしまった。

 その傍ら、新防衛大綱に離島防衛のための「水陸機動団」の創設を盛り込むなど、中国へのけん制策に力を注ぐ。不備を埋める手だては要るにしても、あまりにもバランスを欠いていると言わざるを得ない。

 これでは、抑止力を高めるどころか、軍備増強の口実を与え、衝突のリスクを高めてしまわないか。

 舞台を国会に移し、幅広い観点から検討を加えるべきだ。

 厳しさを増す安保環境を前に、日本外交の弱点は何か。どう補強すべきか。世界で紛争が絶えない今、平和国家の理念が生きるのではないか。聞きたい論点はいくつもある。

 その上でなお、首相が集団的自衛権の行使容認が必要というのなら、憲法改正を提起して国民の判断を問えばいい。それが、命と暮らしを守る最高責任者がとるべき手順だ。
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posted by nandemoarinsu at 22:45 | Comment(9) | TrackBack(0) | マスコミニュース

【社会】中学生からイグサ「臭い」の声 日本の畳文化は消滅してしまうのか…(産経新聞)

■中学生からイグサ「臭い」の声 日本の畳文化は消滅してしまうのか…(産経新聞)

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 千数百年の歴史を持つ日本の「畳文化」が危機に直面している。イグサで作る畳の表面部分「畳表(たたみおもて)」の国内需要量はここ20年で3分の1に減り、住宅から急速に「和室」が姿を消している。背景には若い世代の畳離れやフローリング主体のマンションが増えるなど住環境の変化がある。そこで、業界では「畳ビズ」(環境対策などを目的に畳の普及を図るキャンペーン)商品を開発して畳のリラックス効果などをPR。伝統文化を見直す行事として「畳供養」も始めた。2020年東京五輪で外国人らを畳で「おもてなし」する構想も浮上、「畳」の復権へ一丸となって力を入れている。(岩口利一)


 ■畳表の生産激減

 「年をとったり、亡くなったりして廃業しました。後継者はいませんし…」。京都市南区で畳店を営む中野政夫さん(73)は畳表を手入れする作業を続けながら嘆く。

 周辺にあった畳店は相次いで閉じ、50年以上続けている3代目の中野さん自身も後継者がいない。さらにショックなことがあった。マンションで畳を運んでいたとき、その場にいた女子中学生がイグサの香りに「臭い」と言ったのだ。時代の変化を感じたという。

 熊本県い業生産販売振興協会の調査によると、国内の畳表需要量は平成5年は4500万枚だったが、24年には1490万枚にまで減少した。

 一方、主産県(福岡、熊本県)の畳表生産量(農林水産省統計)は16年産で780万枚だったが、19年産で500万枚を切り、25年産は9年前の半分以下となる343万枚だった。畳表は12年に輸入量が国内生産量を上回るようになり、現在は中国などに約8割を頼っているのだが、それも10年ほど前からは減少傾向で、日本人の“畳離れ”が顕著という。

 また、国内のい生産農家も16年は1260戸だったのが、25年には約半分の622戸にまで減少。同振興会によると、畳店数もここ10年間で半分程度に減ったとみられるという。

 「以前はマンションでも1室くらいは和室があったが、今はすべてフローリング(木質系素材の床)の部屋になってきた。ここまで需要が落ち込んだことを、業界の私たちは大きく危惧しています」

 全国畳産業振興会(京都市南区)の神邉こう一(かんべ・こういち)会長(77)はそう話す。日本家屋が多く残る地方や寺院が多い京都市などはまだ落ち込みは少ないが、マンションなどが多い都市圏の減少は著しいという。

 一方、畳そのものも変化してきた。畳は畳表、畳床、畳縁から成るが、畳床はわらだけの伝統的なものから、わらの間に発泡スチロールを挟んだものなどが大半を占めるようになったという。(後略)
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posted by nandemoarinsu at 10:40 | Comment(6) | TrackBack(0) | 国内ニュース


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