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1 少考さん ★ sage ▼ 2021/12/18(土) 20:03:09.68 ID:jFNbvIZr9
病院の火災原因 最多は放火「実践的な訓練を」日本病院会
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211218/k10013394121000.html
2021年12月18日 18時57分
18日、大阪・北区の繁華街のビルに入るクリニックから出火し、24人が死亡した事件が起きたことについて、全国の病院が加盟する団体の防火対策の指針をまとめた専門家は、全国の病院の関係者に向けて「火災が起きた際に消火や患者の避難など具体的にどんなことが課題になるのか知ったうえで実践的な訓練などの備えをしておいてほしい」と訴えています。
全国のおよそ2500の病院が加盟する日本病院会は2018年、過去50年間に病院で起きた102件の火災について原因などを調査しました。
それによりますと、出火原因で最も多かったのは▽放火で33件、次いで▽たばこと▽電気コンロなどの調理機器がそれぞれ14件などとなっていました。
このうち、3分の1ほどを占めた放火の場合、現場となった場所は病室とトイレが多く、放火の方法はライターが最も多くなっていました。
これを受けて日本病院会は放火の防止策などを盛り込んだ指針をまとめました。
この中では危険物を持ち込ませないことが重要な防止策になるとしたうえで病院内の整理整頓や倉庫などの施錠管理、定時の巡回などをしっかりと行い、放火されない環境作りが重要だと指摘しています。
日本病院会 有賀徹理事長「放火も想定し訓練を」
日本病院会で指針をまとめた際の委員長で、労働者健康安全機構の有賀徹理事長は「病院などの火災原因は、かつてはたばこや漏電による失火が多かったが、耐火設備などが発達し、現在は放火が最も多くなっている。医療機関での防火対策は放火が原因になることを念頭に置いて行う必要がある。防火訓練をするときも、施設全体だけでなく病棟ごと、各職場ごとに放火のような事案が起きたとき具体的にどのように対応すべきなのか想定しながら行うことが必要だと思う」と話しています。
そのうえで「指針は、入院患者がいる病院や多くの入所者がいる高齢者施設での活用を想定して作ったものだが、過去の事例に基づいて、火災が起きた際に消火や患者の避難など具体的にどんなことが課題になるのか知ったうえで実践的な訓練などの備えをしておいてほしい」と話しています。
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