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1 nita ★ ▼ 2022/10/10(月) 18:46:43.31 ID:yoHucVrd9
2022年10月10日 06時00分
きょう10日は「世界死刑廃止デー」だ。NGO「世界死刑廃止連盟」(本部・パリ)が設定し、今年でちょうど20回目にあたる。世界では死刑の廃止が進むが、日本では毎年のように執行され、存廃を巡る議論も活発とはいえない。そもそも刑罰は何のためにあるのか。死刑を正当化する理由付けは。廃止デーに合わせ、死刑について考えた。(特別報道部・大杉はるか)
◆「刑罰の本質は、ルール遵守と将来の犯罪予防」
2008年に東京・秋葉原で7人を殺害し10人を負傷させたとして、加藤智大元死刑囚(39)の死刑が7月、執行された。古川禎久法相(当時)は執行時の会見で「凶悪犯罪が後を絶たない状況にかんがみると、罪責が著しく重大な凶悪犯罪を犯した者には、死刑を科することもやむを得ない。死刑を廃止することは適当ではない」と述べた。
死刑を巡っては、「人を殺せば死で償うべきだ」「被害者や遺族の心情から必要」「犯罪抑止に必要」などの存続論、「誤判の場合に取り返しがつかない」「更生の可能性がなくなる」「人道上許されない」などの廃止論がある。
「昔から同じ論点が出され、話が進まない。これでいいのかと感じた」。法制審議会会長も務める中央大大学院の井田良まこと教授(刑法理論)は話す。今年「死刑制度と刑罰理論」(岩波書店)を刊行し、死刑は理論上成り立たないという観点で論じた。
井田氏によると、刑罰の基本は犯罪に見合った罰を科すこと。ここで考えるべきは犯罪が傷つける対象だ。被害者だと思いがちだが、刑法上は「法規範(ルール)」なのだという。
「対象が被害者だと考えると、贈収賄など被害者のいない犯罪は説明がつかない。刑罰の本質は、ルールを守らせ、将来の犯罪を予防することだ」
人は育つ過程でルールの順守を学ぶ。「たとえば非行少年はルールの学び方が不十分だったということ。刑罰を科して更生を図る」
以下略、続きはソースで
https://www.tokyo-np.co.jp/article/207395
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