【衆院選】慶応・細谷教授「日本はナチス・ドイツと似たような状況に向かうのでは」 安倍政権発足へ、右傾化する日本★2ソース元の朝鮮日報の記事はもとは読売新聞への寄稿記事の一部内容改変のようですのでご報告いたします。
※こちらのリンク先には寄稿記事自体が載っています
引用元:
「読売新聞」への寄稿記事について(細谷雄一の研究室から)引用ここから〜〜〜〜〜〜〜〜
驚いたことに、私が11月27日に「読売新聞」に寄稿した記事の内容の一部が、やや偏向したかたちで韓国の「朝鮮日報」で用いられており、それが大変な批判を浴びているようです。
私が読売新聞で寄稿した記事では、自民党や民主党のような中道右派と中道左派の既存政党への批判が過剰に強まれば、必然的に極左と極右成長が伸張する可能性がある、というもので、1930年代前半の世界恐慌後のワイマール共和国と似た状況になるであろう、というものです。世界恐慌による深刻な不況によって、ドイツでは中道政党への批判が強まって、大胆な改革をアピールする共産党とナチスとが議席数を増やしました。今の日本でも、やはり閉塞感から大胆な政策への期待が強まっているように感じます。
しかし結果として、自民党が大幅に飛躍して、中道政党は依然として力強く、極右政党も極左政党も伸張しませんでした。当時のワイマール共和国とは異なり、日本では民主主義がより強い基盤を持っているからかもしれません。
「朝鮮日報」では、あたかも選挙後の安倍政権成立へ向けて、私が日本の右傾化を批判しているような論調として、歪曲して私の記事の一部が用いられています。「読売新聞」は、保守系の新聞ですし、今まで私はどちらかというとそのような論調として見られることが多かったように感じておりますが、ネットでは私が安倍政権成立を警戒する「極左」として論じられています。実際の「読売新聞」の記事を確認せずに、「朝鮮日報」が歪曲して掲載した記事をそのまま信じるあたりは、その記事を見た方はそれだけ「朝鮮日報」の報道内容を信頼しているからなのでしょうか。ともあれ、下記に私が寄せた、「読売新聞」の記事を転載します。私は、右傾化への警鐘を全く鳴らしておらず、むしろ統治能力を持った中道政党への過剰な批判を戒め、自民党と民主党の統治能力を再評価するべきだと論じております。そして、安易に極右政党や極左政党に傾斜することなく、穏健な中道政党への信頼を回復すべきと論じています。私にとっては、安倍政権はそのような穏健な中道政党の範疇に入ります。
それにしても、事実を確認せずに、一気に誤ったイメージが広がってしまうところに、一抹の怖さを感じました。
〜〜〜〜〜〜〜〜引用ここまで
posted by nandemoarinsu at 01:07
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