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カナダのペットフード大手メニュー・フーズ社製ペットフードを食べた犬や猫が相次ぎ死亡した問題で、ニューヨーク州当局は23日、同社商品を調べた結果、ネズミ駆除用の毒物が検出されたと発表した。
米メディアによると、この毒物は米国ではネズミ駆除用としては認可されておらず、当局筋は、中国から輸入した小麦粉にネズミ駆除剤が残留していた可能性を示唆したという。
同社は先週末に北米で、缶詰など6000万個以上を対象にした回収・無償交換を開始した。同社製ペットフードを食べた猫や犬が腎不全を起こし、少なくとも16匹の死亡が確認された。
同社はペットフードの有力メーカーで、全米のスーパーで商品が販売されている。さらに、競合各社のペットフードも手広く受託製造している実態が判明し、愛犬家や愛猫家に「どのペットフードを買ったらいいか分からない」とパニックが広がった。同社に対する訴訟も起こされた。
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