
県精神障害者福祉会連合会は24日、精神障害者のバス運賃を半額にするよう求める、署名活動を福岡市の繁華街で行った。精神障害者の家族や通所授産施設の職員ら約30人が参加し、約400人分を集めた。
同連合会は、事前に集めた約4万人分を合わせて来月、県内最多のバスを運行する西鉄に要望書を添えて提出する。
同連合会によると、身体障害者と知的障害者は県内のバスを半額で利用できる。国土交通省は精神障害者にも同様の対応をするよう日本バス協会に通達しているが、県内では精神障害者は「精神障害者保健福祉手帳に顔写真がなく、本人確認ができない」などの理由で通常運賃を支払っている。22都県で割引きが実施されているという。
同連合会の一木猛会長(64)は「精神障害者の作業所での収入は1日400円ほどで、交通費もままならない。障害者がもっと外に出られるよう配慮してほしい」と訴えた。
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【福岡】「障害者がもっと外に出られるよう配慮してほしい」 バス運賃を半額に 県精神障害者福祉会連合会、家族ら署名活動の続きを読む