引用ここから〜〜〜〜〜〜〜〜
1 ◆qQDmM1OH5Q46 sage New! 2016/03/07(月)11:21:28 ID:H1J
北朝鮮は長距離弾道ミサイルの発射実験を継続する姿勢を見せている。
周辺国の包囲網が機能しなくなっている今、独裁国家とどう対峙すべきか。
このほど『日本逆植民地化計画』を上梓した社会学者・橋爪大三郎氏が、アッと驚く解決策を提言する。 (略)
さて、この厄介な核保有国を戦争なしで崩壊させることができるのか。有効な方法があります。
ここで重要なのは、その端緒を開くことができるのは、日本だけだということ。
独裁国家を平和的に瓦解させる道筋を考えてみると、まず朝鮮人民が大量の難民となって国外に亡命する状況を作り出す必要がある。
それには第一に北朝鮮の人々が、いまこそが脱北するチャンスだ、と確信して行動に移さなければなりません。
現在も決死の覚悟で亡命する人はいますが数が少なすぎます。政権の屋台骨を揺るがすほどの影響はありません。
一族総出や村ぐるみで逃げ出すという状況が必要になる。
そこで日本政府が現実的にできることが「北朝鮮からの難民受け入れ宣言」です。
北朝鮮から日本へ逃れてきた人々を、全員無制限に受け入れると、声明を出す。
そして海上保安庁やボランティアの船を北朝鮮沖合の公海に常時展開させます。
公海上なら朝鮮人民軍も手を出せません。漁船などで脱北してきた人を発見したらすぐに保護し、
日本で安全に生活できるよう支援を行なう。
とはいえ、船を調達して海を越えるのはハードルが高い。現実的に日本に助けを求めるのは数百人程度。
受け入れコストはたかが知れています。ただ、仮に少人数だとしても、
難民たちが日本に救出される様子は世界中のメディアがこぞって報道するでしょう。 (略)
ここで考えなくてはならないのは、韓国、中国の世論がどう動くか。韓国にとっては同胞の問題です。
日本が難民を受け入れているなら「自分たちも」という世論が沸き起こり、積極的な支援に向かう。
一方、中国はどうか。日本と韓国の状況、各国の世論は無視できません。
北朝鮮崩壊は避けたいという配慮も働く一方、これまで通りに国境を警戒して、脱北者を逮捕し、
強制送還していていいのか、という議論が生まれる。しかも習近平国家主席は金正恩の核政策や
冒険主義的行動に対し、堪忍袋の緒が切れる寸前まできている。そんな状況だからこそ、
これまでの政策を変更して、難民を受け入れるという習近平政権の決断が現実味を帯びてくるのです。
もちろん難民が大量に発生する現実に北朝鮮も手を拱いているだけではありません。
ただし打てる手は限られている。これまでのように脱北を試みる人を力で抑えるしかない。
ここまでくれば、亡命を取り締まる側の人間が脱北者になる瞬間がやってきます。
とすれば、独裁政権の崩壊は時間の問題。私はこれを期待したいわけです。
当然ながらこの計画にはアメリカの支持と承認が不可欠です。
以下略 全文 NEWSポストセブン 全3ページ
http://www.news-postseven.com/archives/20160307_391370.html
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