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オスプレイ3機が6日、沖縄配備後初めて、本土での訓練を実施した。高知県では、反対の声が上がる中、グレーの機体が深い山あいを縫うように進んだ。上空を通過した機体を目にした住民は「墜落の可能性があるので怖い」「低空で飛ぶと考えるだけでぞっとする」とおびえた。一方、沖縄では、別のオスプレイ1機が米軍普天間飛行場と金武町のブルービーチの間を4往復。騒音をまき散らすなど、この日も「日常の風景」と化した訓練が展開された。
【高知県で阿部岳】「来た!」「1機、2機、3機」。高知県の山間部、「オレンジルート」下にある本山町役場の屋上。6日午後3時半前、集まった約30人の報道陣から声が上がった。オスプレイ3機が次々に山影から姿を現し、また消えた。
訓練で初めて高知上空に姿を現したオスプレイ。だが、あまりの遠さ、高さに「全然見えなかった」という記者もいた。目視調査に訪れた中国四国防衛局の職員は「米粒のよう」。騒音も届かなかった。
本山町は従来から米軍機による低空飛行訓練の騒音に悩まされており、オスプレイ飛来に不安が高まった。道行く住民は口々に「見た?」と尋ね合った。
旅館を経営する棚野欣(きん)子さん(75)は「きょうはならし運転なんでしょうか。普段の米軍機はパイロットの顔が見えるくらい低く飛ぶ。オスプレイが同じ低さで飛んだら、本当に心配」と顔をしかめた。
本山小学校でも、6年生のテスト中にそれらしき騒音が聞こえた途端、クラスの約20人が一斉に窓側に駆け寄った。和田彩花さん(12)は「先生に怒られちゃった。飛ばなければいいのに」と苦笑いした。
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【沖縄タイムス】 "あまりの遠さ、高さに騒音も届かなかった" 「来た!1機、2機、3機」、オスプレイ訓練で高知の空不安覆うの続きを読む