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ゲームボーイのように持ち歩けるスーパーファミコン「SUPABOY」が近日中に発売されることが明らかになりました。
海外の製品ではありますが日本のスーパーファミコンのカートリッジとも互換性があり、捨てるに捨てられずためこんでいたスーファミのソフトを使って、いつでもどこでも遊ぶことが可能です。
また、AV出力やコントローラーの接続もできるようになっているため、据え置き機と同様の使い方もできるマルチな用途を持つハードとなっています。
ポータブルなスーファミ「SUPABOY」のスペックなどは以下から。
これがポータブルのスーパーファミコン「SUPABOY」。スクリーンサイズは3.5インチ、バッテリーは5.5時間持続するそうですが、これは音を出さない状態で稼働させたテストの際の値だということです。本体の大きさは8.5×4×1.5インチ(約21.59×10.16×3.81センチ)、重さは11.5オンス(約326グラム)。ステレオ音声でAV出力可能、ヘッドホンジャックと音量調整ボタンがついているとのこと。
驚くべきことに、モバイル機器でありながらコントローラー用のコネクタが2つ付属していて、北米版スーパーファミコン「Super Nintendo Entertainment System(SNES)」のコントローラーや銃型コントローラーの「Super Scope」、「Mario Paint」用のマウスなど、コントローラーポートに接続できる物ならほとんど動作するということです。SNES用のマルチタップも接続できるので、多人数対戦にも対応しています。そのため、テレビに映像を出力してコントローラーをつなぎ、普通のスーパーファミコンとして使うこともできそうです。
日本のスーパーファミコン用カートリッジとも互換性を持っているため、日本で売られているソフトをプレイすることもできます。SNESのソフトをプレイするのが主な使い道と思われるのですが、なぜか見本として刺されているカートリッジは、日本のスーパーファミコン用ソフト「ロマンシング サ・ガ3」。
同タイトルは2010年9月21日からWiiのバーチャルコンソールで配信されてはいるのですが、手元の古いカートリッジを活用して出先でもプレイしたい人や、あくまでカートリッジを使ってプレイしたいという玄人にとっては魅力的な機体と言えるかもしれません。
気になる値段は79.99ドル(約6611円)と、据え置き機とポータブル機の役割を兼ねていると考えればなかなか手ごろ。あくまで「近日中に発売開始」ということで明確な時期は示されていないのですが、気になる人は定期的にチェックしてみるといいかもしれません。
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