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東京都がこのほど開催したエイズ専門家会議で、「同性間の性的接触」が感染経路とみられるHIV/AIDS報告が著しく増加しており、国籍・性別では日本の男性のみが増加していることが明らかになった。
感染症発生動向調査によると、昨年新たに報告された東京都のHIV感染者・AIDS患者は515人で、このうち同性間の性的接触が感染経路と推定されるのは368人に上る。国籍・性別に関しては、全体の88.2%に当たる454人が日本の男性となっている。
東京都のHIV感染者・AIDS患者の報告数は右肩上がりで増えている。昨年、全国で報告された1500人のうち東京都は34.3%を占める515人。このうち、新たなHIV感染者は82.1%に当たる423人で、全国の39.1%を東京都で占めている。新たなAIDS患者の報告数は横ばいが続いているのに対し、HIV感染者は増加傾向にある。
東京都で新たなHIV感染者・AIDS患者の報告が多数寄せられる理由について、都では「他道府県に比べて検査機関が多く、検査件数が多いために報告数が多いのか、それとも実際にHIV感染者・AIDS患者が多いのか、はっきりは分からない」としている。
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【調査】 「なぜ東京のエイズ報告が多いのか、分からない」…東京のエイズ感染者・患者は右肩上がりで増加、同性愛の日本人男性に顕著の続きを読む