引用ここから〜〜〜〜〜〜〜〜
向日市議会の臨時議会が16日開かれ、「向日市無防備平和都市条例」案が提案された。市民有志約4600人から同条例制定を求める直接請求を受けたものだが、久嶋務市長は「条例の制定には無理がある」と否定的な内容の意見を付けて議会に提案した。
国際法に基づき市民の命を守ることを宣言する同条例案は、市の責務として▽軍事に関する事務を行わない▽軍事施設の建設を認めない−などを定める。また、戦時には「無防備地域宣言」を行うとしている。無防備地域とは、戦闘員や移動兵器の撤去、敵対行為の禁止など4条件を満たす地域で、ジュネーブ条約第一追加議定書で同地域への武力攻撃が禁じられている。
久嶋市長は「(無防備地域宣言は)当該地域の防衛に責任を有する当局、すなわち、わが国においては国が行うべきもの」とした上で、「特定の都市が宣言したとしても、ジュネーブ条約第一追加議定書に規定されている宣言に当たらない」「市による宣言は実質的な効力を有しない」などと否定的な見解を示した。
臨時議会は、18日に請求代表者3人による意見陳述などを行い、22日に採決を行う。
〜〜〜〜〜〜〜〜引用ここまで
続きを読む