2013年01月23日

【研究】 iPS細胞で、ハゲ治療の可能性…慶応大、毛髪を作る組織の部分的再生に成功

■iPS、薄毛治療の可能性=毛髪組織を部分再生―慶応大(時事通信)

引用ここから〜〜〜〜〜〜〜〜
 人工多能性幹細胞(iPS細胞)を用い、毛髪を作り出す組織「毛包」を部分的に再生させることに成功したと、大山学慶応大専任講師らの研究チームが23日までに、米科学誌電子版に発表した。チームは「脱毛症の治療や、育毛剤開発につながる可能性がある」としている。
 研究チームはまずヒトのiPS細胞を、皮膚になる手前の細胞に変化させた。さらに、皮膚細胞に毛包を作るよう働き掛ける「毛乳頭」の代わりに、同様の力を持つ若いマウスの皮膚細胞を皮膚になる前の細胞に混合。マウスに移植したところ、マウスとヒトの細胞が混ざった毛包の組織と毛髪ができた。 
 ヒトの毛乳頭には大量採取が難しいなどの問題があるため、今回は採取が容易な若いマウスの細胞を用いた。ヒトiPS細胞から毛乳頭を作ることができれば、今回の方法を応用して完全なヒトの毛包を再生させることが可能になると期待できるという。
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2011年11月30日

【自然科学】触れるもの全て凍死させる…自然現象「ブライニクル」南極でBBCが初めて撮影(動画あり)

■触れるもの全て凍死させる...南極で初めて撮影された自然現象「ブライニクル」(動画)(ギズモードジャパン)

引用ここから〜〜〜〜〜〜〜〜
凍てつく海の中の「Brinicle(ブライニクル)」という自然現象の撮影が、Hugh Miller氏とDoug Anderson氏によって、世界で初めて成功しました。

「ブライニクル」というこの壮大な自然現象は、この動画を見るまで全く馴染みのなかったものかもしれません。

ブライニクルとは、海水の流れが穏やか、外気と海中の温度差が激しいときに起きる
そうで、撮影された時の海中の温度はマイナス1.9度、海面上の温度はマイナス20.0度。
BBCによると、「海水は、氷となるときに塩分が排出されるため周囲の海水の濃度を高まり、凝固点と温度が下がる」のだそうで、この塩水がさや状に凍らせながら海中を沈んでいく現象がブライニクルなのです。

そして氷の柱が海底に到達すると、氷が爆発したかのように拡がり、触れるものを全てを凍らせ殺していく...まさに「氷の死の触手」です。

全体のプロセスは5時間から6時間ほどでしたが、撮影チームによると「驚くほど速かった」そうで、Miller氏は、「どのくらいの時間が経ったか全くわからなかった」と語ります。
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2011年02月23日

【科学】レアアース代替できた!インクが高感度センサーに 日、独、仏3か国の共同研究チームが成功

■レアアース代替できた!インクが高感度センサー(読売新聞)

引用ここから〜〜〜〜〜〜〜〜
価格が高騰するレアアースの代替素材として、インクに含まれる有機分子を使うことで、世界最小、高性能の磁気センサーの開発に、千葉大の山田豊和・特任准教授(35)ら日、独、仏3か国の共同研究チームが成功したと発表した。


 大きさ1ナノ・メートル(10億分の1メートル)の極小サイズながらセンサー感度は従来品の10倍にアップ。安価な材料でパソコンなどの小型化や高性能化が図れるという。

 研究成果は、21日付の科学誌「ネイチャー・ナノテクノロジー」電子版に掲載される。

 山田特任准教授らが開発したのは、パソコンなどのハードディスクの記録読み取り装置に使う磁気センサー。年々高騰するレアアースなどの代替品として、太陽光電池やディスプレーなどへの応用が進む有機分子に着目。インクや染料・顔料などに含まれているフタロシアニンを使ってみたところ、有機分子1個で磁気センサーの働きをすることを発見。センサー感度も10倍になることがわかった。
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2010年06月11日

【温暖化】「海面上昇でもツバル沈まず」 9つの島のうち7島がむしろ面積拡大…英科学誌に論文

■<温暖化>「海面上昇でもツバル沈まず」 英科学誌に論文(毎日新聞)

引用ここから〜〜〜〜〜〜〜〜
「太平洋の島々は成長を続けており、海面が上昇しても沈むことはない」−−。そう主張する研究論文が英科学誌「ニュー・サイエンティスト」に掲載され、議論を呼んでいる。

 ツバルやキリバス、ミクロネシア連邦など南太平洋の島々は温暖化による海面上昇の影響で、将来的には地図上から消える「沈む島」と呼ばれてきた。

 論文のタイトルは「変形する島々が海面上昇を否定」。過去60年間に撮影された航空写真と高解像度の衛星写真を使い、ツバルやキリバスなど太平洋諸島の27島の陸地表面の変化を調査した。

 その結果、海面は60年前よりも12センチ上昇しているにもかかわらず、表面積が縮小しているのは4島のみ。23島は同じか逆に面積が拡大していることが明らかになった。ツバルでは九つの島のうち7島が3%以上拡大し、うち1島は約30%大きくなったという。

 拡大は「浸食されたサンゴのかけらが風や波によって陸地に押し上げられ、積み重なった結果」であり、「サンゴは生きており、材料を継続的に供給している」と説明。1972年にハリケーンに襲われたツバルで、140ヘクタールにわたってサンゴのかけらが堆積(たいせき)し、島の面積が10%拡大した事例を紹介している。

 研究に参加したオークランド大学(ニュージーランド)のポール・ケンチ准教授は「島々が海面上昇に対する回復力を備えていることを示す」と指摘し、「さらなる上昇にも対応する」と予測。一方、海面上昇が農業など島民生活に影響を与えることは避けられないとして、「どのような地下水面や作物が温暖化に適応できるか調べる必要がある」としている。
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2010年03月03日

【宇宙】月に眠る水は6億トン、黒部ダムの3倍…「月は思っていたより魅力的な目的地だ」とNASA

■月に眠る水6億トン、黒部ダムの3倍…NASA(読売新聞)

引用ここから〜〜〜〜〜〜〜〜
米航空宇宙局(NASA)は1日、月に眠っている水の量は6億トンに達すると発表した。

 黒部ダムの貯水量の3倍にあたり、将来の月探査で利用できる可能性が高まった。

 NASAは、インドの探査機「チャンドラヤーン1号」に積んだレーダーで月の北極域を分析、直径2〜15キロ・メートルのクレーター40個以上で、氷があるのを確認した。氷の厚さは数メートルと見られ、総量は少なくとも6億トンと推計した。

 月の極域は太陽光がほとんど当たらないため、氷が解けずに保存されている。NASAは昨年10月に無人探査機「エルクロス」を月面に衝突させ、巻き上がったちりを観測。氷のかけらや水蒸気の形でちりに含まれていた水の量は100キロ・グラム程度と推定していたが、月面の水の総量は不明だった。

 NASAは「月は思っていたより魅力的な目的地だ」としている。
〜〜〜〜〜〜〜〜引用ここまで



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2009年11月30日

【食】プリン+醤油→ウニの味、ひきわり納豆+生クリームでは? 「‘おいしく、食べる’の科学展」開催

■食べることをより楽しく 「‘おいしく、食べる’の科学展」(excite)

引用ここから〜〜〜〜〜〜〜〜
「プリンに醤油をかけるとウニの味になる」というのはよく聞く話。では、ひきわり納豆に生クリームを足すと……?

私たちの暮らしに欠かせない“食べる”という行為。それを科学的な視点から考えてみようというユニークな企画展、「‘おいしく、食べる’の科学展」が東京・お台場の日本科学未来館で11月21日から開催されている。

ちなみに冒頭の答えはピーナッツバター。もちろん単なるウワサではなく、ちゃんと科学的に立証されたものだ。食べ物の味を塩味や甘味、コクなどの要素にわけ、各項目がそれなりに一致することが確認されている。会場ではこうした組み合わせが10種類以上紹介されているが、個人的にぜひ試してみたいと思ったのは「サイダー+麦茶=ビール」だ。

展示は7つのゾーンから成り、“おいしい”をキーワードに幅広い内容を網羅。おいしいと感じるメカニズムを科学的に説明したり、遺伝子組み換え技術や保存技術の進歩を紹介したり、さらには未来の食の可能性や食糧危機問題なども取り上げている。なかには、
「酢を飲むと体がやわらかくなる」
「タマネギを食べると血液がサラサラになる」
といった食にまつわる話のウソ、ホントを教えてくれるコーナーもあって興味深い。

展示以外で注目したいのが、同展にあわせて販売される「ミドリムシクッキー」(5枚入り、450円)。実はミドリムシは真水と少量のミネラルで簡単に増やすことができ、しかも栄養が豊富。未来の食材としての研究も進んでいるのだそう。味に奇をてらったところはなく、むしろ万人受けする素朴な味だ。このほか5階のカフェではミドリムシベーグル(300円)も販売している。

企画展の会期は来年の3月22日まで。期間中にはさまざまな参加型イベントも予定されており、たとえば年末には日本の食文化や伝統を伝える特別展示や食卓教育ワークショップも開催される。申し込みやイベント詳細は特設サイトに随時アップされるので、興味のある人はぜひチェックしてみては。
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2009年11月29日

【環境問題】地球温暖化データにねつ造疑惑

■【環境問題】地球温暖化データにねつ造疑惑(2ちゃんねる)

引用ここから〜〜〜〜〜〜〜〜
1 依頼@ちゅら猫 ◆CHURa3Ewlc @ちゅら猫ρ ★ 2009/11/29(日) 18:24:46 ID:???0
★地球温暖化データにねつ造疑惑(09/11/26)

気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が採用した、人為的な地球温暖化の有力な証拠とされるデータにねつ造の疑いがあることが分かり、先週末から欧米主要メディアの報道が相次いでいる。かつてのウォーターゲート事件をもじった「クライメートゲート(Climategate)」という言葉も作られた。来月デンマークのコペンハーゲンで開かれる国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP15)に影響が及ぶ可能性がある。

 疑惑の舞台となったのは、国際的な温暖化研究の拠点のひとつである英イーストアングリア大学。何者かが気候研究ユニット(CRU)のコンピューターに侵入し、1996年から最近までCRUが外部とやり取りした1000通以上の電子メールをハッキングして匿名サーバーに置いた。さらに、温暖化懐疑派のブログなどにその存在を知らせ、メールの内容が明るみに出た。

 そこで注目されたのが有名な「ホッケースティック曲線」だ。過去1000年間にほぼ横ばいだった気温が、温室効果ガスの排出が増えた20世紀後半に急上昇したことを示す。IPCC報告書でもたびたび引用されたが、あいまいなデータ処理が以前から問題視されていた。メールの中で、フィル・ジョーンズCRU所長は1960年代からの気温下降を隠すことで、80年代からの上昇を誇張するデータのtrick(ごまかし)があったことを示唆している。

 ジョーンズ所長らは流出した電子メールが本物であることを認めたうえで、疑惑について24日に声明を発表。「trickとは新データの追加を意味する言葉で、ごまかしではない」などと釈明している。

 さらにメールでは、2001年にまとめられたIPCC第3次報告書の代表執筆者のひとりだったジョーンズ所長が、懐疑派の学者に対して「報告書に論文を掲載しない」「論文誌の編集からはずす」「CRUのデータにアクセスさせない」といった圧力を加えたことがつづられている。

 欧米には懐疑派のウェブサイトやブログが多数あり、クライメートゲートについて盛んに議論されている。メール流出はハッキングでなく、目前のCOP15を揺さぶることを目的にした内部告発者のしわざではないかとの見方も出ている。

 COP15は京都議定書に代わる温室効果ガス削減の国際合意の形成が目標だが、先進国と途上国との対立は根強い。横浜国立大学の伊藤公紀教授は「IPCCが科学的な知見をゆがめたという不信感が広まれば、交渉はさらに難航する恐れがある」と指摘している。

 この問題については、江守正多・国立環境研究所温暖化リスク評価研究室長が、明日27日付けの連載コラム「温暖化科学の虚実 研究の現場から『斬る』!」で詳しく解説します。


[2009年11月26日/Ecolomy]
ttp://eco.nikkei.co.jp/column/kanwaqdai/article.aspx?id=MMECzh000025112009

過去1000年の気温変動の虚実(09/11/27) 詳細はこちらへ
ttp://eco.nikkei.co.jp/column/emori_seita/article.aspx?id=MMECza000024112009
〜〜〜〜〜〜〜〜引用ここまで



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2009年06月27日

【科学】「傷口につば→早く治る」メカニズムの一端解明 松本歯科大

■「傷口につば→早く治る」メカニズムの一端解明…松本歯大(読売新聞)

引用ここから〜〜〜〜〜〜〜〜
 口の中に傷ができると、唾液(だえき)に含まれるたんぱく質の一種「ヒスタチン」が別のたんぱく質と結合して、歯肉細胞を増殖させて傷をふさぐことが、松本歯科大(長野県塩尻市)の王宝禮教授(歯科薬理学)と今村泰弘講師(同)のグループの研究でわかった。


 「傷口につばをつけると治りが早い」という言い伝えのメカニズムの一端を解き明かすもので、米科学誌「ジャーナル・オブ・バイオロジカル・ケミストリー」電子版に論文が掲載された。

 ヒスタチンに歯肉細胞を増殖させる作用があることは知られていたが、その原理は分かっていなかった。

 研究グループは歯肉細胞にヒスタチンを加え、観察を継続。その結果、歯肉細胞内にあって、熱などのストレスにさらされた際、歯肉細胞を保護する働きをする「熱ショックたんぱく質」と、ヒスタチンが結合し、その後、歯肉細胞が増殖することが確認された。熱ショックたんぱく質は、全身の細胞にある。

 王教授らは1991年、ヒスタチンが歯周病菌の活性を抑える働きをすることを発見。以来、ヒスタチンには抗菌だけでなく、傷の治りを早める働きがあるのではないかとの仮説に基づいて研究してきた。王教授は「この研究を発展させれば、口腔(こうくう)内の傷の治療薬製造だけでなく、再生医療分野の研究にも広がる可能性がある」と話している。
〜〜〜〜〜〜〜〜引用ここまで



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2009年02月25日

【研究】 「たまたま発見」 頭髪に悩む男性に朗報、新発毛法が9割に効果…名市大グループ実証

■新発毛法が9割に効果 名市大グループ実証(中日新聞)

引用ここから〜〜〜〜〜〜〜〜
頭髪に悩む男性に朗報−。名古屋市立大大学院医学研究科のグループが、新しい発毛法の実験をした結果、脱毛症の9割の男性に効果があった。トウガラシなどに含まれる「カプサイシン」と豆腐などに含有される「イソフラボン」とともに、男性ホルモンの作用を抑える薬品を服用させた。

 グループは、岡嶋研二教授、原田直明准教授ら。遺伝や男性ホルモンの影響による男性型脱毛症の22人に6カ月間、カプサイシン6ミリグラムとイソフラボン75ミリグラムと同時に、男性型脱毛症の治療で使われるプロペシア1ミリグラムを服用してもらった。20人で薄毛部分に発毛が見られた。このうち12人は薄毛部分の7−8割に一目で毛が増え始めたことが分かった。

 グループは、これまでの研究で、カプサイシンとイソフラボンを5カ月間取り続けると、体内で「IGF−1(ローマ数字の1)」と呼ばれるタンパク質が増え、髪のもととなる毛母細胞を刺激。薄毛男性の75%に発毛効果があることを実証していた。

 一方、プロペシアによる治療は、人によって効果が分かれ、これまでの研究では、1年間投与しても効果があるのは58%だった。

 岡嶋教授らは既にカプサイシンとイソフラボンのサプリメントを開発。飲用していた男性が、たまたまプロペシアを飲み始めたところ著しい効果が見られたため実験を始めた。

 2003年、カナダの研究者により「プロペシアは毛根に毛母細胞を活性化させるIGF−1(ローマ数字の1)が増えていないと効果がない」とする研究があり、岡嶋教授らがIGF−1(ローマ数字の1)の研究と組み合わせることで、発毛効果を実証した。

 岡嶋教授は「食品成分と薬の併用で男性型脱毛症がほぼ完治する時代になる」と話している。

 大阪大大学院医学系研究科の板見智教授(皮膚科学)の話 サプリメントが医学的効果の認められたプロペシアの効果を補強するという点でユニークな研究だ。まだ観察期間が短く、症例数が少ないのでさらに研究が必要だろう。
〜〜〜〜〜〜〜〜引用ここまで



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2008年09月25日

【国際】欧州:大型加速器(LHC)の運転再開は来春とCERN 装置全体が絶対零度、人が立ち入れるまで数週間

■修理が必要な「LHC」、運転再開は来春とCERN(CNN)

20080924001.jpg引用ここから〜〜〜〜〜〜〜〜
欧州合同原子核研究機関(CERN)は23日、今月上旬に本格始動したものの、故障が発生して修理が必要となった超大型粒子加速器「LHC」の運転再開は、来春になるとの見通しを明らかにした。修理期間と、冬季の休止期間を含めると来春まで始動できないとしている。

「LHC」は、大型ハドロン衝突型加速器(Large Hadron Collider)頭文字を取った呼称で、スイス・ジュネーブ郊外の地下約100メートルに掘られた、1周27キロのトンネルを利用した実験装置。超伝導電磁石1700台を設置し、陽子を光速の99.99%まで加速して衝突させ、宇宙誕生とされる大爆発「ビッグバン」直後の超高温・超高圧状態を人工的に再現しようとしている。

今月10日に始動を始めたが、冷却用の変圧器が不調になったとして、実験を一時停止。装置全体が絶対零度(マイナス273.15℃)付近まで冷却されており、修理が必要な場所に人が立ち入れるよう温度を上げる必要があり、数週間はかかるという。

その後、再冷却する必要があるが、装置が消費する電力が莫大なため、欧州全体で消費電力量が増大する冬季期間は装置を停止せざるを得ない。このため、修理期間と冬季の停止期間を考えると、運転再開は来年の3月末から4月上旬になる見通し。
〜〜〜〜〜〜〜〜引用ここまで



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2008年09月05日

【科学】太陽の黒点が約100年ぶりに消える…地球の気候に大影響か

■太陽の黒点が約100年ぶりにゼロに、地球の気候に大影響か(GIGAZINE)

引用ここから〜〜〜〜〜〜〜〜
太陽活動が低下すると地球の天候に多大なる影響を与えることが知られていますが、この1ヶ月間、なんと太陽の表面上に1つも黒点が観測されていないことが明らかになりました。黒点の数は太陽から発せられる磁気の強さとも関連しており、かなり重要な出来事だそうです。

太陽の黒点のデータは1749年からずっと集められており、前回、同じように黒点が全くなくなったのは1913年の6月であるとのこと。黒点は11年ごとに活動がゆっくりになり、数もゼロに等しいレベルまで落ちていくとのこと。しかし、通常はすばやく活動サイクルが元に戻るため、あまり問題にならないそうです。しかし今年に入ってから最初の7ヶ月はなんと黒点の平均数がわずか3つしかない状態が続き、8月にはついにゼロになったというわけ。

一体、これによって地球にどのような影響がもたらされるのでしょうか?地球への影響は以下の通り。
DailyTech - Sun Makes History: First Spotless Month in a Century

まず、2005年にアメリカ国立太陽天文台(National Solar Observatory)の二人の学者が太陽の磁気変化を観測した結果、「今後10年以内に黒点の数はゼロになる」と予測した論文を発表しましたが大論争を巻き起こし、結局は雑誌への掲載を拒否され、「確証のない結論だ」として、笑いものになっていました。この論文の第一著者であるWilliam Livingston氏は「拒否したことは当時は正当化されたかもしれないが、最近のデータは私の理論の正しさを示している」としています。

そして、黒点数が減少することにより何が起きるのかというと、気温が低下する可能性があるとのこと。

というのも、気候学者のAnthony Watts氏によると、TSI(太陽の放射束密度の合計)に対する太陽黒点の影響は無視できるが、太陽の磁気圏の減少は地球の雲の編成に影響し、気候にも影響を与えるとのこと。この理論は、もともと、物理学者であるHenrik Svensmark氏が提案したもので、昨年にSvensmark氏が行った「SKY」という実験によると、銀河宇宙線が雲成長を促進する分子クラスターの化成を増加させることを証明した、としています。

さらに、フィンランドのオウル大学の太陽物理学者Ilya Usoskin氏によると、宇宙線と地球上の雲量の間には相関性があり、「より多くの放射線はより多くの雲と等しい」そうです。

なお、米国海洋大気庁(NOAA)は8月21日に小さな黒点があったとレポートしていますが、それ以外のすべての太陽の黒点を観察している機関は「8月には黒点はなかった」と報告しています。

一体、何が起きようとしているのでしょうか?
〜〜〜〜〜〜〜〜引用ここまで



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2008年09月04日

【国際】世界最古の鉄剣は隕石を原料に作られた…4300年前のトルコの剣を東京理科大チームが分析

■4300年前…最古の鉄剣の謎解明 原料は隕石だった!(MSN産経)

引用ここから〜〜〜〜〜〜〜〜
 トルコで発掘された約4300年前の世界最古の鉄剣は、鉄隕石(いんせき)を原料に作られたとみられることが、東京理科大と中近東文化センターなどの共同研究で分かった。人類が製鉄技術を確立する数百年前のもので、これまで製法は謎だった。10日から福岡市で開かれる日本分析化学会で発表する。

 鉄剣はトルコのアンカラ郊外の王墓で70年前に発見された。全長約30センチ(刀身約18センチ)で、柄と鞘は純金製。死後の世界で使う道具として作られた。

 研究グループは、地球の鉄にはニッケルがほとんど含まれないが、隕石の鉄には約5%以上含まれることに着目。鉄剣を所蔵するアナトリア文明博物館(アンカラ)の協力を得て、X線で成分を詳しく分析した。

 その結果、鉄剣にはニッケルが約7%含まれることが判明。地球の鉄鉱石から製鉄したものではなく、鉄隕石から作られた可能性が高いと判断した。

 分析した東京理科大の中井泉教授(分析化学)は、「鉄隕石を切り出し、打ち延ばして作ったのではないか。鉄は当時、金よりも貴重だった。人類と鉄の関係を考える上で非常に意義深い」と話している。
〜〜〜〜〜〜〜〜引用ここまで



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2008年09月01日

【海水淡水化】中東の水不足、日本の淡水化技術導入で解消…同じく導入した福岡市は「(導入後は)給水・取水制限がなくなった」

■[変わる繊維(中)] 水不足克服 広がる市場(読売新聞)

20080901001.gif引用ここから〜〜〜〜〜〜〜〜
アフリカ大陸北端、アルジェリアの首都アルジェで2月、海水から真水を取り出す大型プラントが稼働した。蛇口から勢いよく真水が流れ出て、集まった数十人の住民は歓声をあげた。

 米ゼネラル・エレクトリック(GE)などが運営するこの海水淡水化施設には、東レの浸透膜が使われている。海水をこの膜で濾過(ろか)し、真水に変える。大量に淡水化することができ、慢性的な水不足で給水が1日2〜3時間に制限されていた人々の生活は一変した。

 浸透膜は、特殊な樹脂に直径1000分の1ミリ以下という、ごく小さな穴を無数に開け、何重にもはり合わせた薄いシートだ。もともと米デュポン社の技術だったが、日本の繊維各社が「化学繊維で培った高分子技術を活用できる」と1970年代以降、相次いで参入した。今では日本メーカーが世界シェア(市場占有率)50%以上を占める。




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2008年08月20日

【研究】燃える氷をすくい取れ 「メタンハイドレート」試験採掘へ-経済産業省

■燃える氷をすくい取れ 「メタンハイドレート」試験採掘へ(MSN産経)

20080820001.gif
引用ここから〜〜〜〜〜〜〜〜
 経済産業省は資源価格の高騰を受け、天然ガスの代替エネルギーとして期待される「メタンハイドレート」の日本近海の海底での産出試験に平成21年度から着手する。同省によると日本近海には国内の天然ガス消費量の100年分に相当する大量のメタンハイドレートが存在するしており、成功すれば日本のエネルギー政策に大きな影響を与えそうだ。19日に開催する同省「メタンハイドレート開発実施検討会」で試験計画の内容を説明し、了承を得たい考えだ。計画では30年度までの商業生産を目指す。

 メタンハイドレートは、天然ガスの主成分であるメタンを含んだ水の化合物。1立方メートルのメタンハイドレートを分解すると、約160〜170立方メートルのメタンガスを発生させることが可能という。


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2008年08月14日

【研究】米研究者、完全な「光学迷彩」技術の開発に成功 軍は戦車の透明化も計画

■米研究者、完全な「光学迷彩」技術の開発に成功(technobahn)

引用ここから〜〜〜〜〜〜〜〜
日本の人気アニメ「攻殻機動隊」で登場する物体を透明化する「光学迷彩」技術の開発に米カリフォルニア大学バークレー校の研究グループが成功していたことが11日、明らかとなった。

 この研究発表を行ったのは同大学のXiang Zhang教授(Chancellor's Professor)を中心とする研究グループ。

 Zhang教授が開発した「光学迷彩」技術はナノサイズの特殊な素材を使ったもの。この素材に光の波動がぶつかると一般の物質のように光を反射することなしに物体の表面に沿って光波を屈折させることが可能(研究グループはこの現象を「ネガティブ・リフレクティング(negative refracting)」と呼んでいる)。結果的にこのナノサイズの特殊な素材は素材を通して向かい側の光波をそのまま反対側に通過させてしまうため、この素材は透明に見えてしまうことになるというものとなる。

 この素材、今のところ大きさが10マイクロメートルと極小サイズであること、また光を屈折させる方向は決められており、2次元の方向でしか「ネガティブ・リフレクティング」は機能しないなどの制約はあるものの、理論上は大型の物体を完全に透明化させることも可能だと説明している。

 この研究成果は近く、英科学雑誌「ネイチャー」と米科学雑誌「サイエンス」に論文発表の予定。

 この「ネガティブ・リフレクティング」技術の研究は米軍の財政支援の元で進められたものとなる。米軍ではこの技術を応用することで将来、戦車などを可視的に透明化することを計画しているという。画像を拡大する
〜〜〜〜〜〜〜〜引用ここまで



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2008年08月08日

【日韓】「近大マグロ」韓国へ〜クロマグロの完全養殖目指し、近大水産研が済州水産研と学術交流協定

■クロマグロ 韓国で完全養殖へ 近大水産研が学術協定(和歌山)(読売新聞)

20080808001.gif引用ここから〜〜〜〜〜〜〜〜
 韓国でのクロマグロの完全養殖実現を目指し、近畿大水産研究所(白浜町)と、韓国水産科学院済州水産研究所は6日、学術交流協定を締結した。近畿大は、韓国の国立全南大、マレーシアの国立サバ大と交雑種などの養殖の交流協定を締結しているが、クロマグロを対象にした海外研究施設との学術交流は初めて。

 済州水産研究所は、済州島にある国立の研究施設で、海洋資源の減少に対応した養殖技術の研究や地球温暖化による生態系の変化のモニター調査などを進めている。

 養殖では、外洋での回遊魚、特にクロマグロを対象にした技術の導入を目指しており、クロマグロの完全養殖技術を確立して国際教育研究の拠点化を目指す近畿大に、学術交流を要請していた。

 済州水産研究所の韓碩重所長は「交流は韓国の養殖産業にとって、大きな希望だった。近畿大の優秀な技術を学びたい」といい、近畿大の村田修所長は「われわれの技術が韓国の外洋でも可能かという課題を乗り越え、開発を支援したい」と話した。
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2008年06月14日

【科学】わずか1グラムで6リットルの水吸い込む新物質発見・・高級食材の水前寺海苔から抽出

■水前寺海苔から新物質、1グラムで6リットルの水吸い込む(読売新聞)

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わずか1グラムで6リットルもの水を吸い込む新物質を、高級食材として知られる「スイゼンジノリ(水前寺海苔)」から抽出したと、北陸先端科学技術大学院大学(石川県)の研究グループが13日発表した。

 市販の吸水材より吸水能力が5倍も高く、保湿化粧品や傷を覆う医療用品など幅広い応用が期待される。

 水前寺海苔は日本固有の藻類。同大の金子達雄准教授らは、この物質を桜にちなんで「サクラン」と命名した。

 サクランは、砂糖の分子が10万個ほどつながった構造。この長い分子が水の分子を抱え込み、自重の6000倍の水を吸収する。高い保湿性も確認され、吸収した水の3割は80度以上に熱しても蒸発せず、零度以下でも凍らなかった。

 化粧品などに使われているヒアルロン酸は、食塩水だと吸収力が5分の1に落ちるが、サクランは半減する程度だった。

 金子准教授は、食材なので安全性にも問題がない点を強調している。
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2008年06月05日

【四輪】わずか30秒の充電で20分走れる…キャパシタで走る電気自動車の試作品完成。東京大学

■充電30秒で20分、キャパシタだけで走る電気自動車の試作品(AFPBB)

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東京大学大学院工学系研究科(Tokyo University School of Engineering)の研究チームが製作中の電気自動車「コムスCV(C-COMS)」は、高速充電が可能な電気二重層キャパシタのみで動く、1人乗りの試作車。わずか30秒間の充電で20分間走行が可能だ。最高速度は時速50キロ。
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※ソース元に画像あります。



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2008年05月24日

【社会】東芝、原子力発電制御システムなどの設計データが入ったHDDを盗まれる

■東芝、原子力発電制御システムなどの設計データが入ったHDDを盗まれる(GIGAZINE)

20080524002.jpg引用ここから〜〜〜〜〜〜〜〜
東芝が本日、データサーバの外付けHDDなど、複数のHDDが事業所から盗まれたことを明らかにしました。HDDの中には原子力の発電制御システムの設計データなどが含まれていたとのこと。

「原子力の発電制御システムの設計データ」と聞くと少し不安感が募りますが、犯人はいったいどのような目的で盗んだのでしょうか。

詳細は以下から。


当社事業所におけるハードディスク装置の盗難について

このリリースによると、東芝は5月14日に府中事業所にてデータサーバの外付けハードディスク3台とデスクトップパソコンの内蔵HDD1台が盗まれたことを確認して、被害届を提出したそうです。

東芝が調査を行ったところ、データサーバの外付けHDDは5月12日(月)深夜から14日にかけて盗まれたとされており、デスクトップパソコンは故障のため2007年4月27日から鍵のかかった部屋に保管されていたものの、内蔵のHDDが取り外されていたことが5月14日に確認されたとのこと。

なお、これらのHDD内に保管されていたデータについては現在調査中で、完了まで数日かかると見込んでいますが、HDD内には火力や水力、原子力の発電制御システムの設計データ等が含まれていたとしています。

このデータが盗まれることで、いったいどのような影響があるのか分かりませんが、鍵のかかった部屋からも盗まれていることなどを考えると、犯人はある程度明確な目的を持って盗み出したのかもしれません。
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2008年05月08日

【話題】完全に「透明になるマント」実際に作れます…はこだて未来大講師らグループが理論発表

20080508004.jpg■「透明マント」夢じゃない はこだて未来大講師らグループ 完全に隠す理論発表(北海道新聞)

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頭からかぶると姿が消える−。映画ハリー・ポッターに登場するような「完全な透明マント」を実際につくることが理論的に可能であることを、公立はこだて未来大のホセ・ナチェル講師(スペイン出身)と富山県立大、英セントアンドリュース大の研究者グループが証明した。共著の論文は四月、米物理学会の学術誌「数理物理学ジャーナル」に掲載された。

 透明マントとは、隠そうとする物体の反対側からやってくる光(電磁波)を、巧みに屈折させて観測者に届かせることで物体の存在を悟らせないようにする装置。ハリー・ポッターや007シリーズ「ダイ・アナザー・デイ」に登場する透明ボンドカーなどでおなじみだ。


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