■【東洋経済】今の日本が「滅びた国々」に酷似しているワケ [H27/8/30](おーぷん2ちゃんねる)引用ここから〜〜〜〜〜〜〜〜
1 ◆sRJYpneS5Y New! 2015/08/30(日)09:56:34 ID:???
今の日本が「滅びた国々」に酷似しているワケ
存続するために必要な戦略とは
塚田 紀史 :東洋経済 記者 2015年08月29日
日本は今、歴史の「特異点」を越え、1500年以上継続した国家が存続しうるかさえ心配になるという。
『日本が世界地図から消滅しないための戦略』の著者、月尾嘉男氏に聞いた。
──古代のカルタゴやベネチア共和国にそれほど似ているのですか。
歴史上長期にわたって安泰で、大いに繁栄を謳歌していたのに消えてしまった国々だ。
カルタゴは紀元前に建国後670年ほどでローマに、ベネチアは1100年ほどでナポレオンによって
地中海の覇者の座から引きずり下ろされ、消滅した。
最先端技術を持てない国は弱い
カルタゴが滅びた要因を今の日本と比べつつ分析すれば、大きく三つに集約される。
一つは、もともと本土は人口20万ほどの国でローマと戦うような大軍はとても持てなかったこと。
ヌビア族というアフリカの先住民族を傭兵として雇った。だが、傭兵はカネでどちらにも転ぶ。
ローマとの3次、120年にわたるポエニ戦争で問題が噴出した。
この事実からの教訓は、安全保障を米国に頼る日本の面倒を米国は最後の最後まで見てくれるかといえば、
それはわからないということ。
二つ目は、カルタゴは経済大国だったが、文化大国ではなかったこと。
つまり、カネ稼ぎには大いに才能があった。その証拠に第2次ポエニ戦争で負け、
ローマが50年年賦でとんでもない賠償金を課した。1年分がローマのGDP(国内総生産)に近かったという。
それでもカルタゴは頑張って半分ぐらいの年数で支払った。
こんなに稼げるやつはいずれ反抗してくるとローマは見逃さなかった。逆に警戒心をあおったのだ。
三つ目は、ローマのマルクス・ポルキウス・カト・ケンソリウスという政治家の恨みを買ったこと。
後に大カトといわれた彼は第2次ポエニ戦争に兵士として従軍し、ほうほうの体で逃げ帰った体験を持つ。
戦争が終わって視察団長としてカルタゴに出向いた大カトは、帰国後ローマの市民に見事なカルタゴ産の
イチジクを見せながら、「ここからわずか3日の船旅先のアフリカ北岸にこんなに豊かな産物を生産し繁栄している国がある」
と演説する。彼はその後どのような演説でも、いつもデレンダ・エスト・カルタゴ(カルタゴを殲滅すべし)と締めくくったという。
大カトは、カルタゴからすれば誹謗(ひぼう)に近いことまでまくし立て、ローマ人のカルタゴを
滅ぼそうとする士気を鼓舞し、それが第3次ポエニ戦争に結び付いた。今の日本に立ち返れば、何やらどこか似ていないか。
続き 東洋経済オンライン
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posted by nandemoarinsu at 21:33
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