引用ここから〜〜〜〜〜〜〜〜
1 飛行第64戦隊◆IpxlQ2BXrcdb sage New! 2017/06/26(月)14:08:29 ID:F1T
記事名日本も移民局をつくるべき
『なぜ、世界は“右傾化”するのか?』対談(後編)
池上 彰池上 彰
池上 彰(いけがみ・あきら)/1950年、長野県生まれ。1973年から2005年までNHKに記者として勤務。
2005年からフリーランスのジャーナリスト。2012年から東京工業大学教授に。
2016年、東工大を定年退職し、名城大学教授に。
東工大でも特命教授として引き続き講義を受け持つ。今年度は計7つの大学で教壇に立つ。(写真:陶山 勉、以下同)
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池上:今、コンビニエンスストアに行くと、店員の多くが外国人です。物流センターなどで働く人も外国人が多いと聞きます。
介護や福祉の専門学校や大学では、多数の留学生を受け入れており、彼ら彼女らがそのままこうしたアルバイトについているケースも
見受けられます。また、農村や漁村には、技能研修生という名の、事実上の移民が入っています。
前回、日本では公式には移民政策をとっていないと言いましたが、一方で、留学生や短期の労働者として日本で働いている外国人は
数多くいるのです。
でないと、日本の「現場」は人手不足で立ち行かなくなってしまう。つまり、建前と現実に大きな乖離が生まれているのです。
ここで、日本のずるい建前と本音の使い分けが透けて見える。
人手不足だから外国人に頼るしかない。でも、本当は入れたくない。だから、建前としては認めていないけど、移民という名目
じゃないかたちで、入ってきてもらおう、と。
個人的な意見を言えば、私は日本も移民局をつくるべきだと思います。今は、入国管理局が難民の審査をしていますが、
彼らの仕事は「不正に入ってこようとする人を入れない」というのが基本スタンスです。
つまり、入れることが前提ではなく、入れないことが前提となっている。当然、入国審査は厳しくなる。
日本の現実と未来を見据えたら、海外からの移民を受け入れることを前提とした役所をつくるべきでしょう。
(略)
日経ビジネス 6月26日
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/221631/062000005/?P=1
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